椅子がこわい―私の腰痛放浪記
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心の病気が見えた瞬間 |
自分では気がつかない、気がつきにくい心の病。
真面目で思慮深い夏樹静子さんだからこそかかった心の病気。それがまさか具体的な「激痛」に変化してはじめて気がつく。
私は同じように「ストレス」の恐さを知っているから泣いてしまった。
医者と静子さんの葛藤は凄まじい。
どうかこのレビューを読まれた皆さんにも読んで欲しい。
人の心の深さ。ありえない事が本当に起こった。これは事実です。
迷うメガネデブ
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ある意味ミステリー |
夏樹さんの作品ですので、サブタイトルがなければミステリーだと思ってしまうけど、ある意味ミステリーかもしれません。
いくつかの病院・先生に診てもらい、一般に腰痛にいいと言われることを全部試しても改善されず、原因はご本人が最後まで信じがたかったものだったのですから。
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読むのに疲れた |
さすがに夏樹さん、かなり緻密に描写してある。心因的なものでここまで腰痛が長引いたりひどかったりするとは、本人でなくとも疑ってしまうと思う。 しかし細かすぎて途中で読むのをとばしたくなってしまったのも事実である。よい医者にめぐりあえて、最後まで信じて(何度かは本当に治るのかと疑惑も生じたようだが)辛い治療の甲斐あって全快されてよかった。 でももう少し簡潔にスピーディに結末にたどり着きたかった。
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共感し、感動し、関心しました |
私も腰痛で、現在も整形外科に通院する身です。
ですので、とても人ごとではなく、夢中で読みました。
一つには、作家夏樹静子先生が、腰痛で休筆に至るほどひどかった
ということを、本書で初めて知りました。
2つには、腰痛との壮絶な戦い、人生をかけたほどの戦いの記録で、
肉体的によりも、心因的な治療が、いかに壮絶であるかを知りました。
3には、人間の心と体には、まだまだ総体として、未知のことが
たくさんあるということを実感しました。
自分自信の腰痛体験と、本書の内容をダブらせて読まないわけには
いきませんでした。
驚嘆すべきは、自身の煉獄の苦しみの記録でありながら、読み物と
して飽きさせない文章と、科学者のように冷静で客観的な証左の記録
も混在し、患者ながら医学的にも、同じ悩みを抱える多くの人々
に、役に立つ(腰痛への対処という面でも、患者としての症例と
いう意味でも)側面の両方を兼ね備えていることです。
読み始めたら一気に読んでしまいました。作家といえども、ここまで
プライベートなことをあからさまに公開する、その勇気を賞賛します。
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病に対して視点を変えてみる |
家内が腰痛に苦しむ中、この本を見つけた。
腰痛=骨や筋肉の異常、ととらえるのではなく、心の病気が腰痛として現れてるのではないか?考えてみるきっかけとなった。
作者の主治医、平井先生の言葉の中に「痛みから逃げようとするのではなく、痛みを受け入れる、とかどこまで痛くなるか観察してやろう、というふうに考えてみる」というようなものがあった。
心身のストレスに体が悲鳴をあげてるとすればこの考え方は納得できるような気がした。
病に対して視点を変えてみると、そこから治癒への道がひらけるのではないだろうか。


